2006/02/28

いやはや、国連事務総長の話をしようと思っていたのですが、結局今日も選挙の話になりそうです。毎週のように行われている反タクシン集会ですが、今やバンコクだけでなく全国各地から人が集まりだし、毎回5万人以上の人を集めて行われています。現在の政権は非常にマスコミコントロールがうまく(元々テレビ局は軍や警察系ですし数少ない民放も事実上タクシン首相が買収した)、この手のニュースはテレビでは殆ど流れません。ですので、南部問題もタイではあまり取り上げられることなく(隣のマレーシアの方が大きく報道してました)、今回のデモ騒動もなしです。おかげで地方に住んでいると何ら情報が回ってこないことになりまして、こうなると貧困層に期待させる政策を掲げる現政権の支持は落ちないわけです。が、最近は地方でも教職員をはじめとする、政策の変更で不利益を被るグループがバンコクまで押し寄せ(タイでは問題があるとすぐにバンコクに出てきて座り込みなどの陳情を始めます)、彼らが地元に帰ってその話をするために、もう話に尾ひれ背ひれもついて大変なことになります。このままこう言う状態が長く続けば、たしかに政権支持率は落ちていくのは間違いないところですが、それを打破するために今のうちに選挙だ!!と言うことにしたのが賢いところです。が、これに対して日本の民主党よろしく強烈なパンチを持たないタイの野党勢は、選挙したら負けるので選挙をボイコットすると言うことを決めてしまいました。ま、ホントかどうか分かりませんが、これ自体はもう即決でだめ出しですね。たしかにホントに立候補もしなかったとしたらどうなるのか?とも思いますが、結局野党自体が一番頼りにしているのが今行われているデモなのですから、彼らにやることはあまりないわけです。で、選挙の後(圧勝された後)にもこのデモがどんどん大きくなるようなら、またそこで改めて選挙をすると言うことなんでしょう。でも、今年の6月は国王の在位60周年式典という超ビッグなイベントを控えているわけで、よけいに混乱すると思われます。選挙でタイ愛国党に不安があるとすれば、現状では幹部がどんどん辞めていることくらいです。そして彼らがそのデモに参加し始めていることです。内情を知っている人間が暴露するのですからちょっと怖いかも知れませんね。

管理人は最初っから反タクシン派なのですが、それでもタクシン以外に誰もいないこの国の政治家達を見ていると不安になります。誰がなっても同じなんですよね。。。政情の安定がこの国の大きなメリットなだけに、はたしてどうなることやら。一番怖いのは、野党が政権についた後に起きるかも知れない軍のクーデター。これはヤだなあ。。。


2006/02/26

4月に行われる選挙ですが、どうも野党側がボイコットする方向に持って行きたいようです。ま、理由は簡単なんですけどね、負けるから。簡単に言えば、タイラックタイ(タイ愛国党)は完全なタクシン首相の個人所有物みたいなものですから、彼が首相を辞めてくれることが目的の反タクシン陣営にとって、選挙で負けて再信任されるよりも、ここで自ら辞任してもらい、次の展開に移りたいわけです。首相でなくなっても、陰のフィクサーになれるかも知れない気もするんですが(親族を首相にしてしまう)、そこまでタイの政界も甘くないでしょうから、そうならなかったときには、彼はこれまでのことを告発される可能性が高いと管理人は踏んでます。そりゃもう命がけなわけですから、お互いが非常にわかりやすくなってくるわけです。ちなみにタイラックタイの幹部クラスがどんどん離党を表明してます。党籍云々の話はどうなったのか知りませんが、さすがに身内しか重用されないのに嫌気がさしたんでしょうね。もっとおいしい話で釣っていたはずですし。。。ま、誰がなっても、って言うのは、日本と同じようなもんなんですが、彼が失脚するとさすがに少し経済が失速するかなあ。良くも悪くも即断即決でしたからね、彼は。次の人にそんな力があるとは思えないし、たぶんまた昔のドタバタ政治が復活するのでしょう。うーん、こうやって書くとどう転んでも明るい未来がないねえ。。。ここで一度やめて、次と次の首相が下手打って、結局タクシン待望論が生まれて、、、第三次タクシン政権発足っての考えられます。そこまでタクシンが粘れれば、ですが。なんだかんだ、景気のいい方がいいですからえ、誰でも。明日は、国連事務総長選挙のお話です。ではでは。
2006/02/24

あららら、タクシン首相突然下院を解散しちゃいましたね。去年超絶対安定過半数の議席を制したというのに、何でまたと思うかも知れませんが、管理人の考えでは、最近の支持率低下や党内での求心力低下の打破ですよね、これは。おそらくこれから時間が経てば経つほど、首相にとってあまり喜ばしくない事態が多くなりそうなんで、その前に造反議員もろとも吹き飛ばしてやろうという魂胆なのでしょう。今選挙に勝てば「やはり我が政党が支持されてます」と言うことを大々的に言えますから。そして、今ならたぶんまだ余裕で勝てると踏んだのでしょう。実際、バンコクと南部だけでしょう、支持率があやふやなのは。北部とイサーンではまだ神通力がありますから。こう考えるとこないだの株売却もうなずけますね。この金を選挙資金に持っていけば、、、圧勝間違いなしですから。自党内の不満分子に対しても、これまではタイの法律で90日以内の党籍の移動は認められていなかったので、もし選挙するときは90日前より早く教えてあげるから選挙で戦いましょう、みたいなことを言っていたはずなのですが、結局選挙は4月2日。つまりもう党籍を変えることは出来ないわけで、こうなると議員を続けるためにはタイ愛国党のまま行くしかないわけです。つまり結局党首であるタクシン首相に頭を下げて「出してもらう」ことになるのでしょう。こうなるとみんな弱いですよね。って言うか、かなりやり方がねえ。。。よほどのスキャンダルなどが出ない限りは今よりも多少減るだけで、結局絶対的安定多数なのは変わらないでしょう。日本同様、対抗する民主党(名前まで一緒)は腰砕けですから。でもまあ、これで勝つとどうなっちゃうんでしょうね。票を金で買うなんて当たり前のことのように思っている人も多いわけですから、ますます恐ろしい話。ま、この選挙についてはこれからも続報出していきますんで、よろしくです。
2006/02/23

昨日おとといは異常に暑い一日でした。ありえない湿気と温度で不快指数半端でない中でゴルフをしたため、半ば熱中症にかかってしまった感じでした。雨が降ったり、異常に暑くなったり、非常に過ごしにくい最近のバンコクの気候であります。

年に1回やってくるゴルフのプロがいらっしゃるのですが、その方と今日一緒にラウンドしてきました。ゴルフの話はさておき、年に一回毎年来ると言うことで、逆に変化を感じやすいと言うことでした。最近主に感じることは、物価特にホテル代が上がったことだそうです。バンコクのホテルは今年中にいくつかできる他は、しばらく需要の方が多くなるため、かなり売り手市場になりそうです。つまり料金が上がり、予約が取りにくくなると言うこと。この上で中国人が今以上にタイに来ることは間違いので、ますますホテル不足は続きそうです。実際問題タイへ来るチケットは取れるけど、部屋が取れずにツアーを組めないケースが増えているようです。ホテルが取れずにツアーが組めないなんていったいどういうことなんでしょうね。これ以上ホテルが増えないとなるとタイの観光業が継続的に成長できるのか心配です。バンコクは国際会議の舞台としてもよく使われる(単にみんな来たいだけなのだと思う)ので、そう言うのも含めてインフラが追いついてない状態です。これで911とかSARSとか津波とかあったんですから、もしなかったらどうなってたのかなあ。。。タイ観光庁とか政府は毎年観光客が増えるような誘致活動をしてますが、足下がこれではちょっと心配です。何でこんなこと書いたかって?だって、日本から来るお客さんのホテルが取れなくって四苦八苦なもんでして。。。お金があったらホテル作りたいくらいですわ、ホント。。。

2006/02/21

昨日銀行に行ったときのこと。ちょうどこの時期見たことのないような雨が降ってきたので、銀行が空いてるかなと思い、車で銀行に行きました。振込や支払い、預け入れなどを窓口で並ぶ場合、2つのレーンに別れるのがバンコク銀行。1つは1枚だけの人、もう1つは何枚もある人。今日は1枚のレーンに5人、普通のレーンに3人並んでいた。で、窓口は1枚の方が一つ、普通の方が3つ開いている。そこで一応1枚しかないにもかかわらず普通の方に並ぶ。この方が少しは早いかと思ったから。甘かった。。。素晴らしいまでの手際で待つこと15分。1枚のレーンはかれこれ管理人の後から来た人間も既に帰っている。行員の手際とお客の持ってくる量が日本とは違うことを忘れていた。。。で、窓口に行って小切手と通帳を渡す。するとなぜか違う行員が後からやってきて、管理人の担当の行員に何か渡す。どうもそれを先にやれと言っているようだ。それでなくても遅いのに、こう言うことをしているからますます遅くなる。もちろん、管理人に対しては何の挨拶もない(普通はすいませんが〜とあると思うんだけどね)。それどころか行員とおしゃべり開始。まあこれはいつものことさと思っていると、どうも途中から管理人も話しかけていることが判明。あわてて振り返ると「デイアフタートモロ〜」がどうたらこうたら言っている。あさってがどうしたんじゃ〜!と思っていると、どうもこの方が言いたかったのは、「この時期こんな雨が降るなんてまるでデイアフタートモロ〜みたいだよね。見た?映画。」ああ、映画の話ね。そう、外はなぜかますます雨足が強まり大雨。「あれ、タイ人じゃないの?どこの人?あ、日本。日本は今雪が降ってるの?ニューヨークも大雪みたいだし、やっぱりデイアフタートモロ〜だねえ」だって。いや、日本で雪が降るのは普通なんですけどね。。。と、やっぱりタイ人達もこの天気の異常さにちょっとビビっているようでした。ちなみにデイアフタートモロ〜の最後が〜になっているのは、タイ人がしゃべるとそう聞こえるから、です。話は戻って、タイの銀行、自動引き落としとかする人が殆どいないのが難点です。おまけにATMからはお金を引き落とすことしかできない人が多いので、必然窓口業務に負担がかかります。まあこれで何とかやっているのでいいのかも知れません。ATMで全部やらせると、結局ATMの横に行員が張り付いて指導する必要が出てきますから。それを言ったらな〜んにも進まないんですけどね、ホントは。是非バンコクだけでも啓蒙してあげて欲しいですわ。。。
2006/02/20

本来ですと去年開港される予定であった新空港、スアンナプーム空港のお話であります。ま、元々誰も開港予定日に開港されるとは思ってなかったりするのが、タイのタイたる所以なのでありますが、一応まだ現段階では6月の開港を目指しているというのが公式発表であります。で、この半年以上遅れた開港ですが、やっぱりこれもまた遅れるというのがほぼ間違いないそうな。普通これは工事が遅れているから、って言うことでしょうがねえなあと思うのでしょうが、実際には工事の遅れが原因ではないようです。工事そのものよりも、利権が決まらないからと言うのが工事を始められない理由だそうです。空港の利権というのは非常に大きいものです。もちろん工事自体もそうですが、それ以外の小さなこと(清掃やセキュリティー会社とかお店とか)もこれからしばらく続く仕事ですので、やはりこれもかなりの利権となります。そこに政治家がやってきて、ああだこうだと利権の取り合い(賄賂の取り合い?)を始めてしまっているため、それが決まるまで次のことが決められないわけです。これがかなり小さいところにまで及ぶため、当然全体的に進捗が遅れることになります。でもって、えらい人ほど後からおいしい部分を取りに来るのが基本でして、これがまた下のものへ大きくしわ寄せされる結果となってます。ま、どの辺がえらい人かはここでは差し控えますけど、誰でも分かりますね、この展開は。そんなわけで計画が決まらないのに実行されるわけもなく、ただ時間が過ぎているそうです。今年は国王の在位60周年という大イベントがありますが、これに集まる世界のVIP、新空港が出来ても新空港ではなく現在のドンムアン空港を使うだろうという話です。もちろん天皇陛下も。。。これって全然信用されてないってことですもんね。で、、この開港の遅れ、世間的に説明を出来ないもんだから、工事が遅れているだの言って、最後は国王に「開港日を決めていただく」ようお願いしているそうな。だって、できてないもの開港できるわけないじゃん。貧乏くじだよね、これ。タイの場合、ただ工事が遅れるっての以外に、この利権がらみで遅れることの方が多いんだそうです。何ともユーザー不在の国です。とまあ、そういうことで、いったい新空港が我々の前に姿を現すのはいつのことか?楽しみにしてましょう。管理人の予想は10月です。。。
2006/02/19

このところ各地でタクシン首相様の評判がさんざんです。支持率も急速に落ちつつあるようで、これまでは強気な台詞もその自信で裏付けられてきましたが、最近はそれがまるで脅しにしか聞こえません。実際、この国の政治家ははあまり何をやっているのか自体がわかりにくく、その中で強力なリーダーシップを発揮してタイ経済を引っ張ってきたのはタクシン首相なのですが、そのやり方があまりに強引すぎると内外から批判を浴びるようになってます。これまでタイの首相というのは、何も出来ないけどいい人か、もう利権の申し子みたいな人か極端であったわけで、タクシン首相は後者の上に能力があるタイプの方に見受けられます。で、こないだ自身の政党である(ほぼ自分のものと本人もタイ人も思っている)タイ愛国党(自民党どころではない絶対的安定多数。野党は内閣不信任案さえ出せない)の内紛騒ぎがあり、これで頭に来た首相様は「文句があるなら選挙しましょ。もちろん公認しないけど。」みたいなことを言ってしまい、さらに油を注いだ感があります。でもこの話、どっかで聞いたことありません?そう、こないだの郵政民営化の時の小泉首相ですね。政治家のもっともイタイ部分を突いてきます。やっぱこの二人似てるなあとここでも関心。ま、なんだかんだ言っても、今は選挙はないでしょうね、タイでは。おそらく管理人やその周りの予想では、首相を辞めたら(選挙で負けたら)逮捕されてしまうかも知れないからです。そりゃ今の力があるので誰も止められない部分が多いわけで、それが本人にも分かっているからこそ、(マスコミや政治家などへ)いろんな締め付けをしてみたり、自社株を売却して国外逃亡でもするんじゃないかとか言われちゃうわけです。考えてみれば、現在彼の家族って3000億円以上の現金は最低持っているわけで、このお金がこれからどこに動くかを見ていると、彼がどこに行くのか分かるはずなんですけどね。。。それともこのお金、またノーチェックで海外とかに消えちゃったりして。さあて、明日はスアンナプーム新空港のお話でも書こうっと。
2006/02/17

はい、これで今月の出張はおしまい。しばらく通常通りに週5ペースでの更新を目指します。まずは手始めに中国のネタから。

管理人が今回(いつも)行ってきたのが中国のアモイ。福建省にある港町。経済特区でもあり観光地であります。おかげで日本から直行便も出ている街なのであります。おそらく直行便が出ている中では一番無名。そして中国ではシアメンと呼ばれているウーロン茶の産地。で、まあここでひょんなことからお店を出すことになり、その開店に呼ばれて行ってきたわけです。そこで感じたことを。。。まずはアモイの物価から。まず普通に中国元の価値からですが、中国元は今1万円が670元。ちょうど15円くらいになります。タイバーツが3円くらいなので、これまたちょうど1元が5バーツと非常にきりの良い計算になります。さらにこのアモイの物価というのがタイの物価にほど近いらしくなんでも5倍にするとほぼタイと同じ気分になれます。たとえば今回泊まったホテルが250元だったのですが、これもだいたい125バーツ。タクシーで街中から空港まで40元くらいで200バーツ。こんな感じでほぼ同じなのです。実際にはバンコクに比べると若干物価が安いようで、今回出来たお店の受付は月2回の休みで給料が850元(4250バーツ)と、ちょっとお安め。だいたいタイの田舎と同じくらいかと思われます。街中の食堂でチンタオビールを飲みますと小瓶で4元。タイ的に言うと、ビアシンが20バーツと言われているようなものですから、非常に安く感じられました。このアモイってのは中国有数の観光地だそうで、街中ホテルが建ち並び、そのほぼ唯一の観光地であるコロンゼ島には毎日1万人は訪れていると思われます。ちなみにこのコロンゼ島、特別なんにもない島であります。せいぜい標高100メートルの展望台から、よほど運が良ければ台湾が見えるかも知れないことくらいです。一応昔の日本領事館があったりもしますが、それを見たからなんだと言われても困るのが実情です。それでも中国人は中国各地からやってきます。中国パワー炸裂です。観光地らしくハネムーナーが多いためか、えらくラブラブなカップルを見かけることが出来ます。どちらかというと、これを見ている方がある意味おもしろかったりします。当然海に面しているので食べ物はシーフードがメインです。が、なぜかイマイチおいしくなかったりしまして、行くたびにやせる思いです。悲しいことにこの街の人に人気があるのがビールとワインという管理人好みのお酒にもかかわらず、殆ど口に合わないのです。が、中国人の風習として目と目が合ったら乾杯なので、ひたすら飲み続けることになります。中国語が出来ないので話が持たずによけいに飲む羽目になるのが痛いところであります。今回秘密兵器のウコンを持って行き忘れたため、非常につらいものがありました。オミヤゲは当然ウーロン茶や鉄観音茶。おいしかったものは水餃子と刀削麺。もう結構なのが臭豆腐。これ食べているときはまだいいんですが、あとで口の中が大変なことになります、臭くて。あ、ゴルフ場もあるそうです。平日1000元!とはタイでは一番高いゴルフ場よりも高いことになります。でも、一度は試してみたいと思っております。そう言えば、日本とつながりが深いらしく、空港の看板はすべて日本語付であります。でも、街中で日本語が通じることはありませんでした。なんでしょう、いったいこのレポートjは。どうも疲れで頭がいかれ気味なようです。明日からはタイの話に戻ります。みなさん、最後まで読んでくれてありがとう。。。
2006/02/13

今日はマーカブッチャーでタイはお休みでした。お酒が基本的に販売禁止なので、休みの店も多かったようです。おかげで管理人達は遅めの夕食を取るのに一苦労でした。一日中曇りがちで、しまいには雨まで降る天気でして、まさに異常気象であります。いったい年に何度異常気象と言っているか分からないですね、ホント。

さてさて、明日はタイでもバレンタインであります。仏教徒でありながら、クリスマスもバレンタインもお祝いしてしまうのは日本と変わりません。こちらの方が数段熱心であり敬虔でありますが、それでも異教徒のイベントをこなせるあたりが、仏教の寛容性のなせる技なのでありましょう。ここタイでは、バレンタインの基本はあくまでも男性から女性に送るバラであります。ですので、バラの値段が高騰する時期なのです。お菓子屋がうまくやった日本に対してここは花屋がうまくやったのでしょうか?ま、なんにせよ、明日は至る所でバラを持った人をたくさん見かけることでありましょう。管理人は中国はアモイにいますので、アモイのバレンタイン事情を観察してくることにします。ではでは。
2006/02/12

いやあ、それにしても今回もハードな日本でした。管理人の仕事のことは、あまりHP上では明かしておりませんが、今回の目的は大阪で開催された(現在も開催中)オートメッセという車関係のイベントでした。このイベント、大阪のインテックスという所で3日間で27万人くらい集めて行われるもので、そこの出展者がうちの商品を扱ってくれると言うことでその打ち合わせに出陣。ちなみに商品は車の内装アクセサリーの一種です。これが売れてくれると管理人的には非常に助かるのですが、はたしてどうなることでありましょう。ちょうど来週には中国アモイでお店が立ち上がると言うことで、その打ち合わせにも行くのですが、まずは日本側のやつがしっかりして欲しいものです。

ま、仕事の話はたまに書くとして、相変わらずネタがたくさんあったのでその話を。いつも神戸に行くたびにお世話になるまっすー君と一緒に車に乗っていたときの話。ちなみに彼はいつも管理人が神戸に行くたびに仕事を休んでつきあってくれてます。感謝感謝。その日、いつものように車で出かけている時、彼がシートベルトをしないことに気づいた管理人。「あ、いつもしないっすよ」とは彼の弁。それでも人の車なのでシートベルトをしていた管理人、高速の乗り口で高速代を出すために財布をズボンの後ポケットから出そうとしてまず失敗。結局そこの乗り口では彼が払ってしまったので、次の乗り口では先に出してやろうと意気込んでおりました。そして次の高速の入り口が見えたので、財布を出そうとしたらなかなか出てこないので、シートベルトをはずして財布だし、「いくら?」と聞くと、「あ、ここ券もらうだけです」との答え。「もう面倒くさいからシートベルトやめるわ。」と言ってそのままにして数秒後。料金所を通り過ぎようとしたら青い服の警察官(交通機動隊)が「はーい、停まって〜」と行く手を阻む。案の定シートベルトをしていないってことで捕まってしまいました。そのタイミングに思わず二人顔を見合わせ笑うほどに。で、その担当の警察官が「すいませーん、シートベルトしてませんでしたよね?とりあえず免許出してくれます?あ、寒いんでドア閉めて待っててくれればいいですよ。すぐ終わらせますからー。」と非常に愛想良く声をかけてきます。「あ、最近違反とかしました?」「してないです」「なら3ヶ月間違反しなかったら今回の違反消えますから。」「罰金や減点は?」罰金はなしで、減点は1です。」推定気温0度くらいの中、コートも羽織ることなくニコニコと検問している姿にある意味感動。しかも、どう考えても我々が悪いこと(違反)をしているとは思えない雰囲気。まるでお客さん。これが罰金を取られるものだったら、ある意味大事な仕事のように思えるのですが、シートベルトの不装着なんていう非常に警察にとってメリットのないことを、このくそ寒い中やらされているこの二人の警察官がかわいそうになって、思わずこちらも大変申し訳ない気持ちになってしまったのでした。3ヶ月は高速付近のみシートベルトを着けると決め、目的地へ。とにかく日本に帰るといろんなものが新鮮です。今回は神戸で雪にも遭遇しましたし。で、昨日帰ってきてから約12時間爆睡。あさってには中国であります。いつになったらタイのネタが書けるのでしょうか?明日こそはタイネタを書きますのでよろしく。
2006/02/09

何がなんだか分からぬまま、すでに神戸までたどり着きました。ここまでの課程をば。

やっぱりというか、何というか、散々ビーマンバングラディシュ航空を馬鹿にしていたら、ANAがディレイしました。ま、2時間なのでかわいいもんと言えばそこまでですが、ドンムアン空港で初めてミールクーポンをもらいました。250バーツ。その但し書きを読むことなく速攻でビールを飲みに行った管理人。250バーツ分飲んでやろうと思って、しっかり飲み終わった後で2度びっくり。一つめは、パスポートに付いているはずの出国カードがないこと。あわてて家に電話。部屋に落ちてました。。。もう一つのびっくりは、ミールクーポンは使える店が限られていて、管理人の飲んでいる店は適応外なこと。今更他の店で飲む気にもなれないので、250バーツの損。でもすでに心は出国カードの方に向かっている管理人。入管に入ると一目散に事務所へ。出国カードをなくした旨を伝えると、いやそうにコンピューターで照合してもらえる。あっという間に終わって、並んでいる人よりも早く終わっちゃいました。そのまま搭乗口へ。そこでこの原稿を書いてる次第。鼻水が止まりません。さてTIFFYを飲んで、一眠りすりゃもう成田。。。なんて書いていたらもう神戸。いやマジでくたくたっす。それではまた明日。

2006/02/06

これから日本に行こうと言うときに、東京は雪。。。でも晴れ男の面目躍如のように明日の東京は晴れ。そして最高気温16度。なんとか気温差20度で済みそうです。最初の洗礼としては許される範囲でありましょう。風邪の治らない管理人ですが、なんとかバンコクまでもって欲しいと思ってます。

さて今回の日本行き、ANAはダブルマイルキャンペーンなのでかなりマイルが貯まることでありましょう。しかもサンクスキャンペーンもやっていて、フォーシーズンズホテルのミールクーポンももらえます。バンコク成田はMクラスなのでもらえるのが2007マイル。東京伊丹が278マイル。しめて2285マイル×2で4570マイルのさらに倍で9140マイルが手に入ります。失敗しました。。。これよく見たらミールクーポンの応募期間、11月からです。と言うことは、前回日本に行った分でももらえたってことですね。残念。今年こそマイルを使って旅行してやる。貯めてばかりじゃ脳がないのでね。。。

それでは日本に行ってきます。「なるべく」掲示板には書き込みますんでお見捨てなく。。。
2006/02/05

最近スーパーを回ることの多い管理人。何がどこで安いとか分かるようになってきたから驚きです。全般にものが安いのはカルフールではないかという結論に達しております。値段だけ、と言う意味でですが。。。タイが好景気だなあと思う瞬間、それが建築ラッシュとスーパーの人出だったりするのですが、その人出に負けないほどに、店員の数が多いのも特徴です。その店員の多さたるや、いったいどんな仕事をする気なのだろうかと思うほどです。だいたいおきまりのパターンとして「タームダーイナカップ(「なんでもたずねて〜」くらいな感じ)」と近寄ってきます。あ、相手が我々外国人だと気後れして近づいてこない人も多いです。でもって、これはプロモーションで安いですよ〜とか何とか言ってくるわけですが、肝心のこちらの聞きたいことをたずねると、なんでそんなこと聞くの?と言う顔をしながら誰かを呼びに行きます。そう、商品知識のある人は、このフロアにたくさんいる店員の中のほんの一握りなのです。なので、困ると答えは「マイミー(ないです)」。さんざん人を待たしたあげく、わからなくなると「マイミー」なのです。で、分かったことは、スーパーではなく専門店の店員はやっぱりそれなりに詳しいと言うことです。それも一番いいのはその店の店員ではなく、会社から派遣されてきた人間。おそらく歩合も絡んでくるのでしょうが、やる気が違います。中には○○カメラの店員ばりの人もいます。あまりの気持ちよさにすぐ買ってしまいそうになります。が、だいたいそう言うところはちょっと高かったりします。そこで「カルフールのお値段」を提示します。するとどうでしょう。たいがいあっという間にカルフール価格になったりします。カルフールの値段と専門店のサービス。かなりお得感が出ます。そう言えばカルフールで洗濯機を探していたとき、結構いい性能でかなりお安く出ているものがありました。これちょうだいと言うと、「これは展示品になりますがいいですか?」と聞かれ、別に洗濯機ならいいかと思ってよく見ると、スイッチの部分に穴が空いていました。どうやって押すの?と聞くと、ス〜ッとフェードアウト。やはり特売には秘密があったわけです。こんなこともよくあります。「これはただで送ってくれる?月曜がいいんだけど」というと、「モチロンできます」という返事。値段交渉も終わり、さあ会計となった時点で「ものがないので水曜でもいいですか?」。。。だったら最初から言うなよ。こんなことばっかりです。そして先週、こんな話を各スーパーその他でしてましたが、一度も聞いたことのない台詞「すいません」。ないものはない、と言うのはわかりますが、あの悪びれなさにはかなりエネルギーを消費します。ああ、日本で買い物がしてえ。つくづくそう思った一週間でありました。
2006/02/03

日本行きを目の前にして、疲れからか風邪気味。体調が恐ろしくダウンしています。この状態で寒くて乾燥している日本に行くと思うとちょっと怖いですね。さてその日本行き。ここ数年、チケット代の高さに辟易しております。正確には燃料費とか保険料などのチケット代とは別口で取られる分が、なんですが。不思議なことに、この燃料費とかは航空会社によってかなりまちまちで、管理人が使うANAはJALと横並びになることが多いのですが、現在1万円くらいかかります。経由地によって二鳴りますが、一番高いものが台北経由になってこれだと15000円くらい。せっかくのチケットの安さ台無しです。タイから日本に帰る一番安いチケットの代名詞、ビーマンバングラディシュ航空(週一便チケット代ANAの半額、ただしディレイ当たり前)なんか、直行便のせいもありますが、これも半額だったりします。空港使用税もバカになりません。バンコクで500バーツ取られ、成田で約1000バーツ(これは先に取られてますが)取られます。あのテロ以来、保険料は大幅アップ、昨今の原油高で航空燃料も大幅アップ。おまけに円は弱含み。こうなると少し国内旅行に勤しもうかと思う人も増えてくるのではないでしょうか、タイも日本も。今やタイでチケット買うよりも、日本で買った方が安いのが普通になってしまっただけに(タイで買うとオープンなど違うメリットが多いですが)、タイ発券しかできない管理人はその安さに惹かれてしまうのでした。自営業はつらいよ。。。え、今日って節分???早そんなものがあったなあくらいにしか感じない海外生活なのでした。
2006/02/01

相変わらずネタ男のGOLちゃんは、昨日ロンドン行きの飛行機に乗るはずだったのに、チェックインしているであろう時間帯に管理人に電話。曰く「予約日間違えてます。。。」だって。予約は今日2月1日に入っていたそうだ。結局ウェイティングをかけたけど、満席でダメ。そのままバンコク市内に戻ってきて、案の定朝まで飲み明かしたはず。。。だって本当は行きたくないんだから。そんな彼も、今日の午後6時のフライトでバーレーン経由ロンドンへ。ロンドン着午前6時頃。さらに午後6時頃のバスで港に向かい、フェリーに乗り換えてダブリンに着くのが午前6時。時差を考えても何がなんだか分からない旅に出かけます。頑張ってくれとしか言いようがないっすね、これは。

日本でも医療費は高いですが、タイでの医療費もバカになりません。その中で今日はICUのお話を。ICUと言えば、泣く子も黙る集中治療室ですが、ここタイでもこの集中治療室は恐ろしいまでの金食い虫です。一度集中治療室を見に行けば分かりますが、タイのは日本と違って全然気軽に入れる感じです。医者や看護婦が何かしていなければ、普通にお見舞いできてしまいます。面会謝絶とか言うのがあるはずなんですが、普通集中治療室にいたら、ある意味面会謝絶だと思うのですが、タイではこれまでの経験では普通に入れました。恐ろしいのは違う部屋もある意味丸見えなことや、中央部にあるディスプレーでは患者のデータが刻一刻と映し出されているのですが、そこには名前がドカーンと載っていることです。たしか日本では最近病室の前に表札をつけなくなったとか言うほどプライバシーの保護を訴えているようですが、ここでは病室の表札がなくなった以外、あまりプライバシーが保たれている気がしませんでした。で、なにより驚いたのはそのお値段。一日十万バーツ以上なのです。保険が使えているうちはいいですが、保険が使えなくなったらもう大変なことになります。最近医療費でげんなりしている人を多数見ているだけに、よけいにそう思います。管理人も保険の見直しが必要だな、ホント。。。