2005/02/28

昨日は友人の結婚発表パーティーに行ってきました。スーツを着て来いってことだったんですが、これがまたアウトドアなのでチョイと暑かったですね。既に籍も入っていて、結婚式自体も終わっていたので、ホントにお祝いのパーティーって感じだったんですが、何か日本にいないので、こういうパーティーって久しぶりだなあと実感。代わりにバースデーバーティーは日本にいるときよりも参加してるのが不思議なところですが。。。

ここからはタイにまったく関係ない話。先週日本に行ったときにちょうどK-1MAXJAPANをやっていたのですが、お客様と会っていた管理人はそれをビデオにとってもらい、タイに帰国後すぐ見ました。かなり期待していたのですが、、、残念ながら、なことが多い大会になったようです。この大会で一番の見所と言われていた試合、それが武田幸三と山本KIDだったのですが、まず山本が怪我で出場を断念。代わりに出たのがなぜかアマレスラー。それもオファーが前日ってどういうこと?普通の選手だったら出ませんって。何のためにリザーブマッチがあるのかなあ。。。この勝者が武田とやれば良かったのでは、と思うのは管理人だけでしょうか?。さらにこの試合で圧勝した武田、試合後すねの骨が見えるほどの怪我、ってことで、ここで初めてリザーブマッチの勝者新田が準決勝へ。いまいちよくワカラン展開です。さらにわからないのがレフリーのダウン判定。見てただけで、数回は「それダウン?」というようなのをダウンとして取っていました。結局その判定で負けてましたね、村浜とガオグライは。でもって優勝した小比類巻、これが又なんだか強いんだか弱いんだかさっぱりわからない。初戦ははっきり言って判定負けでしょう。準決勝も逆転劇というか、かなり際どいし、決勝は申し合いが始まってすぐに出会い頭キックが当たってKO。前蹴りがアゴをかすめてKOってのは、なかなか見れません。本人はとっさにずらしたと言ってますが、とっさにずらしたのはよけた新田の方ではないかと。。。初代チャンピオンクラウスと三代チャンピオンガオグライの試合のレベルだけが突出して高かった、そんな大会でした。ちなみにPRIDE、借りたビデオは2時間テープで、2時間半の番組はメインだけしっかり抜けておりました。ミルコ対コールマン、結果は知ってるけど、これ見ないでPRIDE29は成立しないよなあ。これだけのために又ビデオを借りるのだろうか、なんかむなしい。。。


2005/02/26

ちょっと神戸に行ってまして、なりなりに仕事してきたわけですが、いろいろと気づくことがありました。その一つがサービス。日本のサービスってのは世界一だと思ってたんですが、マニュアルじみたサービスをさせることと、商売を自分でやっている人のサービスに関してはさすがと思わせてくれましたが、逆にマニュアルでダメとあると、もうホントに融通の利かない国ですね。これにはほとほと嫌気がさしました。翻ってタイとなりますと、これが又マニュアルにダメとあると基本的にダメ、と言う融通の利かない国になりつつあるのに気づきます。ここ数年、よくわからないルールが発効され、外国人はおろか、タイ人自体もそのルールの意味もわからずに踊らされています。元々理解すると言うことが苦手な国で、なぜこのルールが必要なのか?と言うことさえわからぬマままに、上からのお達しで出来たルールを遵守しようとしてる人、そしてまったくお構いなしな人が混在します。たとえば酒類販売のルールもそうです。現在タイでは昼時と夕方から深夜までしか酒類を販売してはイケないことになってます。まあ、深夜に売らないというのは何となくわかりますが、午後2時から5時までも販売禁止です。これはレストランなどだけでなく、スーパーやコンビニなどでもです。つまり買い物に行ったときにこの時間帯に当たるとお酒は買えないと言うことになります。そして笑えることに、これを遵守しているのは、チェーン店など支店の多いところばかりです。その辺の雑貨屋や食堂では平気で売ってます。それも深夜でも。。。笑えません、これって?。昨日もお客様とゴルフのあとに食事に行ったときに、ビールを注文したところ時間外だったので出せないと言われました。いいじゃん出してよ〜と勢いで言ったところ、ダメです、だけ。説明が一切ない。そこは日本レストランでお客さんはほとんど日本人、そして日本人従業員も数人見かけるところですが、一切説明なし。管理人はルールを知っていたので、お客さんに説明しましたが、少なくとも日本人相手の店であれば、そう言う但し書きは入れるべきです。実際に喫煙については書かれているわけですから。2時から5時までは政府の達しにより酒類販売禁止です、と。お客さんは、その法律の意味は何?と管理人に聞くわけですが、実際には禁煙の時も首相様のご家族がたばこを吸わないらしく〜、と言う噂も流れていたように、かな〜り適当な思いつきのものが多いのは事実です。元々ざる法律なので、ほとんど有効とは思えませんけどね。その場次第、よく言えば臨機応変が持ち味のこの国で、こんなマニュアルじみたサービスを受けるようになるとは、昔は思わんかったなあ。。。
2005/02/16

タイっていいなあと思う瞬間、皆様はどのようなときにそう思うのでしょう?管理人もよく聞かれるのですが、一番は「タイ人の打算のない優しさ」にふれたときかと思います。とても身近になるか、仕事が絡まないか、こういう条件の時によく発生します。これはもう何というか、タイ人っていいな、と思う瞬間です。それと管理人にとっては気候。この時期日本に帰ると、ほぼ身体をこわします。温度変化とかだけではなく、乾燥も身体に良くないですね。季節の変わり目に風邪を引きやすいと言われるように、季節の変わり目のほとんどないここは、身体に優しいのは間違いないところだと思います。ただし、空気は良くないので、そこが難点ですが。そして良くも悪くも自由なところもいいですね。この辺は、タイに来た日本人はみんな思うのではないでしょうか?いかんせん、長く住んでいるとアラばかり目立ってしまって、全然極楽な話をしてないのが痛いところですが。。。なんだかんだと言いながら、みんなここに居着いちゃってるんですから、やっぱり極楽なんでしょうね、ここは。

みいさんの義援金の話を少し。掲示板でも取り上げられておりましたが、みいさんへの義援金、管理人的にはみいさんのために集めるつもりで提唱しました。そして、それに賛同してくれた読者の皆様が協力してくれてこの企画が始まりました。管理人個人としては、スマトラ地震募金にも募金しましたし、タイ国内の募金にも参加してますので、みいさんへの分はまったく別物です(管理人は現金ではなく贈り物ですが)。募金詐欺や用途不明なものが多い中、みいさんの役に立てれば、と言う思いでみんなが助けてくれています。みいさんと連絡を取ることが多いのですが、3年間こういうこと(メルマガやHP)をしていて良かったなあとしみじみ語っております。この場を借りて皆様にお礼申し上げます。正直、管理人としては、この募金は生活費、もしくは今後のための何かに使ってほしいと思ってます。実際にはジェットスキーの修理費などになるのでしょうが、それはそれでいいのです。何でみいさんだけもらえるのか?と言うご意見をいただいても、それは「みいさんを」助けたいと思った人がたくさんいたから、と言うことであって、これまでの積み重ねのようなものです。やっぱり何も知らない人を助けるよりは、と言う気持ちもあると思いますし。。。今、プーケットへ来る日本人は20分の1になり、欧米人も3分の1になってます。実はタイ人自体(特にバンコク人)もプーケットには行きたくないと言ってます。理由は「お化けが出るから」という深刻な問題で。。。<本気です。被災地に遊びに行くのは不謹慎だと言う声もかなり聞こえてきます。現に、来週末プーケットへのチャリティーツアーがあるのですが、不謹慎と言うことで集まりも悪いようです。1月に管理人の親戚がプーケットに行ったという話をしましたが、有名ホテルに2〜3組しか泊まってないような状態だったそうで、ほぼ貸し切りりだったそうです。彼らには、義援金よりもお客さんが必要なのです。そんなわけで管理人、来週末はプーケットに行く予定でございます。みいさん、おみやげ楽しみにするべし、ってことで。あ、来週には神戸に仕事で行くのでかなりハードスケジュールになりそうな予感。風邪引かないようにしないとね。やっぱりタイの方がいいかも。。。


2005/02/15

ちょっと古いですが、先月話題に上ったお話を。タイのテレビでガンガンやっていた割には、日本のニュースには一切でてなかったお話です。ある女性がホンダでCRVを買ったそうです。その後、赤ナンバーのうちにバッテリーが上がったそうです。赤ナンバーは日本で言う仮ナンバーのようなもので、新車登録後約1ヶ月位つけてます。ま、新車のうちに故障したってことで、当然ホンダのサービスセンターに電話したのだそうです。すると、そんなの違うところに電話してくれ、みたいなことを言われてその女性は大ショックを受けたそうな。で、後日わざわざマスコミを呼び出した上で、ホンダに乗り込み大騒ぎをしたわけです。こんなのサービスじゃねえ!と。そこからホンダの不買運動がうんたらかんたら、CRVは欠陥車だとか、ホンダはサービスがなってねえとか、ホンダの壊れた車を売るとか、、、まあ聞いてると笑える話であります。

これを聞いたときにまず真っ先に思ったこと、それはこの女性酔っぱらってたんじゃねえの?ってこと。酔っぱらってどこか間違えて電話したとか、相手が何言ってるのかわからなかったか、そんなこんなで頭に来て、次の日殴り込み。タイじゃよくあるパターンですから。CRVを買うタイ人ですから、それなりにお金持ちな訳であって、当然プライドも高いですから。ま、ホントにホンダが悪いかもしれないので、これはここまでにしますが、これよりも強く思ったことはこんなこと。ちょうどこの後タイ人とこの話をする機会があったときに、「あのホンダの話どうなった?」と聞いたときのことです。「あ、ホンダがお金を払ったみたいだよ」という返事が。ま、そうなることとは思いましたが、ちょっと気になることがあったのでさらに質問。「車ってさ、全部同じじゃないんだよ、壊れてることもあるんだよ。タイ人は知らないかもしれないけど、日本じゃ昔、ホンダって言えばすぐ壊れるって有名だったんだから」「でも新車が壊れたらおかしいじゃん」ま、ここですでにかみ合ってないんですけどね。さらに、「じゃあさ、タイのものなんてほとんど欠陥品だから、全部クレーム出していいのか?」すると、「車はすごく高いから意味が違う」「え、家はもっと高いけどかなり欠陥だらけだぞ」「ホンダは日本の会社だ」、、、うーん、なかなかに意味深い言葉だ。つまり日本の会社のものには完璧を求めるけど、タイのものには求めてない?そして結局、「ホンダの対応が悪いからこうなるのだ」という話に。思わず、「対応が悪いと文句が言えてお金が戻ってくるのなら、タイのサービスのほとんど文句言えるけどお金が返ってくるのか?」と聞いちゃいました。するとやっぱり答えは、、、「日本の会社だから」。。。ハハハ、やってるの全部タイ人じゃん。。。今度AISや連絡しますと言ってこちらから連絡しない限り電話してこないTRUEや保険会社に同じクレーム入れてやろうかな、と思う管理人なのでした。
2005/02/09

3年間お楽しみいただいた極楽タイランド、よくもまあ続いたものだと思いますが、最近は更新が滞ってしまい申し訳ありません。一応非営利でやっているので、時々モチベーションが落ちます。というのはさておき、3年間で47万ヒットとは、こりゃホント驚きです。よくもまあたくさんの人に見て頂けたものだと、感心してしまいます。実は自画自賛なのですが、最近はやりのプログの走りみたいなものだったんですよね。他人が書いたことにコメントを打ってふくらませていくという形が。この間メンバーはそれなりに替わりましたが、何とかやってるなあと改めて感じました。せっかくいただくメールにお返事し切れてないことや、書きたいネタを書き切れてないことなど、自分自身に不満があるのですが、皆様の暖かい声援や励ましがあってここまでやれました。どうもありがとうございます。何かこのままフェードアウト、って感じの文章になりそうですが、一応5周年まではがんばりたいと思ってますので、よろしくおつきあいくださいませ。

今日は、中国正月で言う元旦なのですが、イベントを昨日こなしてしまった管理人にはタダの働く一日となってます。あえて不満を言うとすれば、日本式に正月にはみんなにお年玉を配ったのに、中国正月でももう一回配らなくてはいけないこと。タイ正月にはそういう風習がなくて良かった、と思っていたら、なんだかんだモチ代みたいなのをあげるんですよね、みんなに。まさにジャオパップです。そういえば、今回の選挙も本来今週末にあるはずでしたが、南部の情勢がどうこうとか言って、1週間早くなりました。これは相手に準備させないためと言われてましたが、どうも違ったかもしれません。中華系のタクシン首相、正月中に選挙活動なんてしたくなかったんですよ、たぶん。。。今頃この世の春を感じながら正月三昧でありましょう。ホント、どこの国もダメダメな政治が多いものです。訳のわからない答弁を繰り返す我らの首相、痛いところをつかれると逆ギレして消えてしまうこの国の首相。実行力で遙かに負けているのが痛いですね、小泉さん。そしてどこの国も同じ、「誰がなっても変わらないじゃん」と言う市民の考え。これって民主主義の根本を揺るがしてますよ、マジで。
2005/02/08

極タイ3周年日も忘れ、ご無沙汰しております。管理人は1週間の日本滞在を終え、昨日バンコクに戻って参りました。行った先が札幌と東京、そして今年一番の寒波と言うことで、めろめろに風邪を引いております。が、今日の中国正月イベントをこなさないと先々いろんな問題が起きるので、ぼろぼろの身体にむち打って動いております。そう、今日は中国正月で言う大晦日なのでした。もうすぐ、ヤワラー(中華街)では爆竹が鳴り響くことでありましょう。さすがに身重の嫁を連れて行くわけにも、、、いや、本人自体の身体が持たないので行きません。

そうこうしている間に先週末にはタイの総選挙が行われました。下院、日本で言うところの衆議院総選挙であります。人口が半分なのに、定員500名で争われたこの選挙。やる前から答えは見えていたのですが、まあ何というか、与党の圧勝に終わりました。与党タクシン首相率いるタイ愛国党はなんと370人以上が当選。いわゆる絶対的安定です。もうこれで何者も逆らえなくなりましたね、マジで。イスラム問題で揺れる南部以外はほとんど信任投票の勢いです。相手がいたのかさえ定かではないくらいです。最大野党の民主党、大きく議席を減らして100議席を割りました。早速党首辞任です。第3党にはチャートタイ党で約30人ほどでしょうか。ここには話題のチューウィット氏もいて、当選したようです。そして選挙自体には20以上の政党が立候補していたにもかかわらず、第4党はなんと1議席程度。。。タイ民主主義の終焉ですね。これでは野党が何を言っても遠吠えにすぎません。いやはや、来ますよ独裁政治が。。。

はっきり言って南部以外の民主党員もそれほどいません。と言うか、南部以外はほぼ与党独占です。あまり書きませんが、すさまじい選挙活動ですからね、ばらまきまくり。外国人である管理人が言っても始まりませんが、果たしてこれからタイの行く末はどうなるのでしょう?まあ、この国の人たちは、ホントに困ったら徳政令が出るって本気で思ってるますからね。農民の要望の一番がこれだったりするのですから。。。

とはいうものの、このまま後4年タクシン政権が続くことが決まったわけで、これからどのような政治をするのか、実はかなり見物です。政界も財界もそしてマスコミも押さえ込んだ首相様が、この国をどんな方向に導くのか、もしかするといい方向に向かうかもしれませんから。ただし、、、一族の方が議員にならなければ、と言う条件が付きます。もしもあの息子が立候補し始めたら、、、首相を世襲しそうですからねえ。と言うか、それ以外に立候補する意味があまりなさそう。と、思い出しました。その首相の息子さん、こないだスーパーでばったり会いました。彼女連れのところで、二人仲良さそうに日本食のコーナーでいちゃついておりました。。。その日は昼間にある市場で買い物をしているときに警察がウジャウジャやってきて大渋滞。何の捕り物かと思ったら、クイッティアウ(そば)を食べに、タクシンがやってきたと言うことでした。一日に首相と首相の息子を違う場所で見るとは、、、やっぱりタイです。