2003/01/31

 今タイでもっとも話題になっているニュースと言えば、カンボジアでのタイ大使館襲撃事件です。これはタイの女優の発言が「アンコールワットは元々タイのモノだった…」というような趣旨のインタビューがカンボジアで流されたことを発端とするモノで、日本の新聞ニュースなどでも取り上げられたので知ってる人も多いかと思います。実際はこの女優が数年前のドラマのセリフで言ったらしいということだけで、タイ側のすべての関係者がこれを否定しています。どうもこの噂を出したのはカンボジアのフンセン首相だったのではと言われているようです。(少なくともタイのタクシン首相はそういう発言をしています)カンボジアでは今年総選挙が行われるので、そのために愛国心をあおったとかそんな理由らしいです。タクシン首相もそんなワザをしょっちゅう使うので他人が同じようなことをすると分かるんでしょうね。ついでながら言っておくと、この問題はかなり根が深い問題です。と言うのも、こういうふうに噂一つで暴動まで発展してしまうと言うこと自体、タイとカンボジアの関係がよくない(タイのことをよく思ってない)と言うことだからです。タイ人の悪い癖として自分よりも下のものをことごとくバカにする傾向があります。バンコクから見た田舎然り、田舎から見たもっと田舎然り、ラオスやカンボジア、そしてカンボジア然りです。もう一つのお隣の国であるマレーシアにはそんな話は出ないのでなかなか問題は起きませんが、最近ラオスでもこれに似た話が出てますし、あまりバカにしているといつかしっぺ返しが来るかもと思っていたとき、今回の事件が発生したので、管理人からすると「やっぱりね」って言う感じです。
 この事件でアランヤプラテートなどの陸路の国境が閉鎖されたようですが、現在外国人には開いているようです。また、カンボジア側からも今回の件は事実でない噂から起きたことで襲撃された大使館などの損害は補償するとの声明が出ているようです。どちらにせよ、両国間に大きなしこりが残ったことは間違いないでしょうね。


2003/01/30

 管理人の家の近くにあるちょっと評判の良いタイメシ屋に行った。たびたび書くようで申し訳ないのだが管理人はあまりタイメシが好きではない。よって行くとしても中華系タイメシか屋台にしか行かない。が、その店は看板はタイメシ屋なのだが、味付けが異常にまろやかなものでなかなかよかった。特にビールがキンキンに冷えてたのは得点が高い。が、何よりも高得点だったことがある。それは、「料理を作り直してくれたこと」である。よく「辛くしないで」とか、「パクチーを入れないで」とか言っているにもかかわらず、しっかりとその言葉を忘れて作ってくる。そして「なんでパクチー入っているんだ」と聞くと、「今から作り直します」と言って料理を持って帰りモノの数十秒でその料理は帰ってくる。もちろん作り直してなどいない、ただそこからパクチーを抜いただけのモノ…。その臭いがイヤなんだって…。いつもそうされて管理人は怒って帰る、そんなことを何度繰り返してきたことか。ところがこの店は「ヤムバムック マイサイパクチー(イカの和え物パクチー抜き)」を間違えて普通に作って持ってきたのが、ちゃんとしっかり作り直してきた。もちろん長い時間をかけて。これにはホント驚いた。そして持ってきたときにウエイトレスが一言「これでいいんだよね?でもおいしくなさそう…。」と笑いながら言っていたのが印象的だった。こういうサービスが出来るようになると、タイも少し変ってくるのだろうなあ。

2003/01/28

 やはり今日はこの話題を。スクムヴィットのソイ8と10の間にビアバーやおみやげ屋、マッサージ屋などが軒を連ねる「スクムヴィットスクエアー」が、26日の早朝に突然取り壊されたそうです。と言っても取り壊された方がスゴく、数百人がやってきて重機などで一気に壊してしまったそうです。もちろんなんの手続きもなく…。ようは土地の賃貸契約でのトラブルらしく、地主が賃貸契約の終了と共に変っており、その土地を新しい地主はホテルか何かにしたかったので立ち退いて欲しかったようです。もちろん賃貸契約は地主とスクムヴィットスクエアーとの間では切れていたようですが、だからといっていきなりぶっつぶすとは日本の地上げでもなかなかやらんですよね。ちなみにここは周りにある「クリントンプラザ(現在閉鎖)」や「アソークプラザ」とほぼ同時期にできあがったもので、あの有名な「ナナプラザ」が消防法の関係かなんかで閉鎖されるのを見越して作られたものだったと聞いたことがあります。結局、「ナナプラザ」がウマく立ち回って閉鎖を免れたために、それを当て込んでいたクリントンプラザなどはお客が来なくってやめてしまったようです。スクムヴィットスクエアーは外国人のオーナーが多く、彼らがスクムヴィットスクエアーと交渉しても何も帰ってこない可能性は大でしょうね…。管理人もスクムヴィットを通ったとき、けっこう驚いて調べてしまったニュースでした。

2003/01/25

 こないだトップページの写真を飾っていた「剛球GOL」の管理人GOL君らと金髪終了記念(つまり黒髪に染め直すんですが)の集いを行ってきました。一次会は定番の「ムー カタ」。たぶんこれを管理人以上おいしく食べる日本人はあまりいないはずです。そのために今流行りの食べ放題には行きません。そして欲しいモノだけ注文してアレンジしてしまうのです。今回の参加者にもかなり好評でした。それからドンムアン空港近くのコインカラオケ屋。ここでGOL君がLOSOとトンチャイを熱唱。管理人は今回は見てるだけ。GOL君はどうも歌詞を暗記するほど練習しているようです。これは間違いなくタイでもてます…。しかしこの見せ門構えはバカ安だったんですが、頼んでないのに勝手にビールを追い注するので会計は思ったよりも高かったです。けっこうムカつきかかったんですが、会計は4人でビール6本飲んで600バーツ程度。だってビアチャーン55バーツなんだもん。店で買ったって40バーツはするぞ。ナンでよしとした。それから最近GOL君のお気に入りであるDANCE FEVERに。ボトル切れてますよ〜って言われてじゃあ帰ろうかって話になって、そのボトル券見たら5本飲める券ってことに気づき、結局中で閉店まで。一緒にいた日本の女の子がナンパされている中、GOL君と私は逆ナンされつつ踊ってました…。途中あまりかわいそうなので助けましたけどね、彼女を。タイの男はほっておくとどんどんエスカレートするので気をつけましょう。最後に行った場所はサヤームホテル。知る人ぞ知ると言う例のあのホテルです。実は最後にバミーでもと言う話で行ったのですが、ここに日本人の女の子は来ないですよ、普通。一種の社会見学でした。無事3時過ぎにお開きとなったこの集い。次回はどうもGOL君の本拠地バンランプーで大コインカラオケ大会となりそうです。興味のある方是非ご参加ください。あなたの知らないタイが垣間見えるかも知れません…。

2003/01/24

 タイに遊びに来た日本人と一緒に「さあ、何を食べましょう」という話になると当然在住である管理人の所にその役は回ってくるわけですが、これがまたなかなかに皆さんが満足するお店を紹介するのは難しいです。タイだからタイ料理という人もいれば、おいしければいいと言う非常に難解なリクエストをしてくる方は後を絶ちません。好みが分からんって…。さらにこれに予算が人によって違ってくると厄介きわまりません。おおおおおお、皆さんヒトに何か聞くときはなるべく具体的にリクエストした方が良いですよ。このケースで言えば、中華料理で500バーツ以内とか、予算無制限で最高においしいイタリアンとか…。「オマカセ」という言葉、受ける方は大変ですからね。そうすればどこに行っても「こんなはずじゃなかった」という可能性が低くなるはずですよ。

2003/01/23

 管理人が昔住んでいた横浜、暴走族のメッカでもありました。16号線を走るあのうっとうしい集団、最近はどんどん下火になりつつあるようですが、ここバンコクではまだまだ健在のようです。これは先日朝一番でゴルフに向かうためにラマ9世通りに入ろうとしたときのことです。朝6時だって言うのになんか渋滞しているんですよね。なんじゃ、こりゃあああと思っているとなんか微妙に排気音が聞こえてきました。そう、ステレオを切って耳を澄ますとたしかに聞こえる大量のバイクの排気音。交差点周辺には「いたって普通」なバイクに「いたって普通」の格好をして田舎の兄ちゃん姉ちゃんが数人ずつ乗ってたむろってました。その数ざっと100台以上。日本のように超カスタマイズされたわけでもなく、乗っている人間もそのまんま普通なんですが、やろうしていることはまさに日本の「族」。ここでいきなり「3・3・7拍子」とか聞こえてきたら、拍手でも送ってやろうかと思いましたが、さすがにそういう演出もなし。とにかく驚きは「朝6時」ってことです。元気というか、なんというか、やっぱどこにでも力余ってる連中はいるんだね…、と朝っぱらから再確認させられた管理人でした。

2003/01/20

 現在タイは最高のゴルフ日和が続いてます。そんな中管理人のゴルフはボロボロ…。気を許すとすぐ100叩きの刑が待っています。そういう状態で挑んだ今年初のコンペ、結果は強風の中みんながスコアを崩したおかげで優勝してしまいました。前半はどういう訳か最高のショットをドライバーでかましてフェアウェイど真ん中のはずがロストボール…と言う不可思議な現象が起きて47、後半はバンカー地獄にはまって11叩きからスタートして50。結局年明けのハンデ改正で去年のド素人時代の恩恵を授かりハンデを25もいただいたためにネットで72。これで新春から優勝でした…。なんか恥ずかしいですよね、これは。精進が必要です、まだまだ…。
 ところで、「プロレス」でボブサップがホーストに負けた…、と言う記事を見て思わず大きな声を出してしまい、周りに驚かれた管理人でした。だってそりゃないでしょって思いません?

2003/01/17

 久しぶりに<タイ人学>の更新をしてみました。コンテンツの更新というのは思っている以上に骨の折れる作業でして、しかも作ってる最中に分けわかんなくなっちゃうことも多々ありまして、いったいいくつのコンテンツが制作途中で放り投げられているのか…。しかもできあがってみると、これを人様に見せてもよろしいものかどうか悩んでしまったりして…。時々HP作りがつらくなることがあります…。
2003/01/16

 今一番人気のあるタイポップと言えば、間違いなくBIRDことトンチャイの「フェーン チャ」です。これがまたどこに行ってもかかってる感じ。BIRDとチンタラー、KAT、NATの女性三人による掛け合いの曲でして、作詞作曲がJOEY BOYとは思えない軽妙な曲。この曲はバンコク、イサーン、北部、南部の方言がバンバン入ってまして、これを地方を代表する歌手たちが歌っているわけです。「ヘーイ、彼女〜。ここにいるよ〜。こっちにおいでよ〜…」とトンチャイが歌うと各女性陣がそれぞれの方言で「そんなの信じられない。ウソつき!」と歌い返しています。メチャメチャ早口になったりするので日本人が歌うのはかなりつらいモノがあります。が、管理人はこれをマスターすべくとりあえずタイ語で歌詞を書き出してみました。ここまでは良かったのですが、相手の女性も同じように早口で歌わなくてはいけないのでした…。うーん、これ歌えればかなりウケるのは請合いなんですけどね。とにかく、今タイでこれがかかればメチャ盛り上がる、そんな曲です。日本でもけっこうウケるそんな曲でもあります。機会があったら是非聴いてみてください。

2003/01/14

 今日モーターウェイという高速を走っていたら何もない所で渋滞になって危なく衝突事故になるところだった。たぶん事故渋滞だろうなあと思ってしばらく徐行していると、案の定事故渋滞だった。が、その事故ってのは高速の上りと下りの間の見えないところで起きていた。つまりその間の部分に車が落っこちたらしいのだが、基本的にはその道路にはまったく関係ない部分。しかもそこは見えないのだ。ではなぜ渋滞になるのだろうと思ったら、なんと事故現場を見るためにみんな右と左の路肩部分などに車を止めてわざわざ見に行ってるのだ。日本でもよく高速が「事故の影響による渋滞」と言って、「事故を見るためにスピードを落とすのが原因の渋滞」が起きるが、車を止めてまで見に行く人はいまい。しかし、ここタイは車を止めてまで事故現場を見に行くのだ…。おかげでけっこうな渋滞になっているのだけど、そこにいる警察はどうしてそういうのをほっておくのだろうか?なんて考えても…ムダですね。

2003/01/12

 風邪で入院していた母が退院しました。保険を使ったので問題ないのですが、4泊入院でお値段56000バーツ(16万円)なり。一応急性気管支炎ということですが、いやまあ、すばらしい料金ですね。明細読んだらドクターフィーがぴったり10000バーツ。これまたそういうジャストな数字になるモンなんですかね?一日2000バーツ?かね。
 先日日本から来た方とゴルフに行ってきました。ご夫婦だったんですが、お年はちょうど私の両親程度。元気な方々で女性でも普通にレギュラーティから回っておりました。ちなみに管理人は少し復調気配。やっとこさ100叩きの刑を免れました。が、PAR5でOBスタート。それから打つ球打つ球が木に当たり、(それもボールよりも細い木の真芯に当たって跳ね返ってくるくらい)4球続けて当たってやっとこさグリーンエッジまでたどり着くという事態が発生したりしました。今年の目標は…80前半なんだけどなァ。

2003/01/10

 いつも使っているモーターウェイという高速、まあバンコクからパタヤ方面に行くのにはこれが一番便利なのですが、この高速の料金所で料金の着服がなされていたという事件が明るみに出たのが去年のこと。去年の年末に1ヶ月以上かけて各料金所に見張りを設置してみたところ、なんとまあと言う驚くべき結果が…。なんと毎日の売り上げが倍に5割アップ!おいおい、毎日三分の一も抜いてたのかよ!?その額200万バーツだそうで、いったい総額いくらになるのかというとそれはもう天文学的数字。で、いったいこの金がどこに行ったのかと言うことだけど、どう考えても各料金所の徴収人が着服していたとは思えない。(もちろんいくらかはもらっていただろうが、金額がデカすぎる)どうせどこかの政治家と過去の公団の上の方が人間がちゃっかりいただいたのだろうが、おそらくそいつらは処罰されることはないだろうね。上のモノはしっかり守られるというのがタイの決まりだから…。今回はこの道路で不正が発覚したが、こんなの他の施設でも日常茶飯事なんだろうなと思うと、マジで情けなくなるね。って、実は日本でも絶対にこそこそやってるだろうから、「タイだから」ってばかりは言ってられんのだけどね。

2003/01/08

 先日から風邪の話ばかりで恐縮ですが、実は今管理人の実の母が来タイ中でして(おかげで更新は遅くなっておりますが…)、その母にまでこの風邪うつしちゃいました。そしてとうとう先日から入院…。旅行保険あるからっていうことで必殺タイ最強のバムルンラード病院に入院ということになってます。もちろん症状は管理人とウリフタツ。基礎体力の差で入院と部屋で寝込むの違いとなっています。早く治ってもらわんと…。
 で、そんな母を尻目にお客様と一緒に行ったゴルフ、少し後ろの組にちょっとした有名人がいました。ゴルフレッスンや雑誌などでおなじみの坂田プロでした。帰り際ちょっとだけ話をしましたが、実は私のゴルフの先生は坂田プロがタイに来たときによく一緒にゴルフをしているので知り合いであったりするのです。坂田塾の生徒の子供たちはよくタイで見かけますが、本人は初めてだったのでちょっと驚きでした。

2003/01/06

 夏風邪というのは恐ろしいもので、とにかく治りが悪いです。普通の風邪なら一日二日で治ってしまう管理人も夏風邪となると話が違うようです。平熱35度ちょいしかない低温動物である管理人が39度を軽く超える熱を出しうなっていたのが土曜のことでした。そして日本では絶対に薬局で売れそうにもない強烈な薬を1錠服用したところ、ドバアアアッと汗が出始め、あっという間37度中頃まで下がりそのままダウン。しかし起きてしばらくするとまたちょっと熱が上がり少しご飯を食べて薬を飲みまた同じ状態に。これを何度か繰り返すうちに35度台まで一日で下げました。しかしそのツケは大きく、日曜に日本に帰国する人との送別ゴルフに行き100叩きの刑にあってしまいました。おおおお、ナイスショット一発もでなければ、カップがボヤ〜んとしか見えなければ、管理人ごときの腕ではすぐ100を超えてしまうということですね。せっかく20ラウンドくらい続いていた記録なのに…。そんなわけでまだまだ本調子には遠い管理人ですが、仕事もしなくちゃいけないし、いったいいつこの風邪は治るのでしょうね。誰かにうつせば治るかな…。

2003/01/02

 プーケットでの出来事は一応<タイを旅する>のコーナーでまとめる予定。果たしていつできあがるかはワカランのですが…長い目で待ってやってください。
 昨日は元旦と言うことでタイにいながらにして、何年ぶりかワカランのですがおせち料理なるものを食べてきました。あんまりうまいモノじゃあないと思っているのですが、たまに食べるといいもんですねえ。管理人は子供の頃伊達巻きが大好きで、伊達巻きを見た瞬間に子供の頃の記憶がフラッシュバックしてきました。我が家は大晦日の夜だけ何時まで起きてもいいというルールがあり、そのおかげで紅白や行く年来る年が見れたわけですが、その時の記憶はいつも同じです。なぜか行く年来る年が流れている頃、管理人の母はおせちを作りながら洗濯しているんです…。つまり除夜の鐘ではなく、洗濯機の音が管理人にとっての新年の始まりなのでした。今年は…バンコクのライブハウスでクラッカーの音が新年の始まりでしたけどね。

2003/01/01

 サワディー ピーマイ 2546 !!

 極楽タイランドも初めて新しい年を迎えることになりました。日本では平成15年なんですねえ、もう。西暦の2003年やタイ歴の2546年はすぐピーンと来るのですが、平成という言葉にものすごく疎くなっている管理人です。平成の御代もいつまで続くのかは分かりませんが、極楽タイランドがなるべく長続きするよう頑張っていきたいと思っています。極タイメンバー、これからも頑張ってくれ…。
 プーケットから帰ってきたばかりでカウントダウンパーティに行き、まだ本格更新に向けての準備が出来ないでいます。(と言うか、メールの返信で大わらわなだけなのですが)プーケットでは異常気象に見舞われ、この乾期の真っ只中だというのにずっと雨にたたられる始末。通常この時期雨はまったく降らないのですが、ホント降っては止みの繰り返しで、せっかくのベストシーズンのプーケットと言う触れ込みを台無しにしてしまってました。次回の更新以降、しばらくプーケット話が続くかもしれませんが、ご了承ください。
 とにもかくにも、今年が皆様にとってよい年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。