恐るべし伝説

 管理人の周りにはゴルフ馬鹿がたくさんいらっしゃいます。
 ゴルフは人生の縮図とも例えられますが、まさに私のお友達たちはすごいことをたくさんしてくれます。ココではゴルフ場で見た、恐るべき出来事の数々を皆さんにお届けします。


 ドライバーが消えた!?

 ティーショットの時、たいていの人はドライバーを使うわけですが、S氏の起こすハプニングは半端なものではありません。その中でも最強のモノがこれです。
 S氏はショットの時に力が入りすぎて、打った後にクラブが手から離れてそのまま飛んでいくことがたまにあるのですが、このときは約20メートル以上離れた高さ15メートル以上の高電圧線に向かってドライバーがくるくると回りながら飛んでいき、見事に激突炎上!カーボンでできたシャフトは一瞬にして線状になりそのまま原形をとどめることなく消えたそうです。(残ったのはヘッドだけ)これは見たものにしか分からない伝説のショットです…。


 打った球が自分に当たる!?

 さらにこのS氏のティーショットの時よく起こるのがこれです。S氏はものすごいアウトインなスイングなので自分で打った球がなんと自分の足に当たるのです。タイのだだっ広いコースの左端に向かって打つと右の池に向かって行く、そんなブーメランのようなスライスがかかる球筋をもっている人でも、なかなか自打球はないでしょう…。


 球が後ろに飛ぶ!?

 まだまだこのS氏の快進撃は続きます。格闘技で鍛えた馬鹿力を持つS氏は、打った球が地上1メートルにも達さないで、途中ワンバウンドしてもなお200ヤード近く飛ぶのですが、この時は打った球がすぐ地面に刺さるように突っ込んでいき、その反動で打った所から1メートルくらい後ろに行ったそうです。これはマネしたくても出来るものではないですよ!


 ガラス弁償事件

 スライスに悩んでる人は多いかと思いますが、とにかくこのS氏のスライスを見たら悩みも吹っ飛びます。タイのゴルフ場はゴルフ場の隣がすぐコンドミニアムだったりすることが多いのですが、200ヤード近く離れた家のガラス窓を割るという事件を起こしました。ちなみにこの家はティーグランドから見て右80度方向にあります。そう、普通に見たら真横に当たる方角です。S氏のボールは必殺のブーメランスライスがかかり、伸びて伸びて遠く離れた民家の窓ガラスを割るに至ったわけです。もちろんこのガラス弁償しました…。
 さらに、練習場ではアイアンを自分の後ろに投げてしまい、後ろのVIPルームのガラスを割ったことがあるそうです。その時は誰もいなくて助かりましたが、もし誰かいたら、大惨事は免れなかったところです…。とにかくS氏の左前方、および周辺は近寄ってはいけないゾーンなのです。


 なぜそこに?

 ゴルフをしている人には分かると思いますが、あり得ない場所に当たることや飛んでいくことは多いと思います、今回のKさんは、まだ120を切れない初心者ゴルファーで月一回くらいゴルフを楽しんでいます。行くたびに必ず「なぜそこに当たる?」と言うことをしてくれます。最初にやってくれたのは左に池がずっと続く長めのPAR5でした。左にだけは行きたくなかったのでしょうが、なぜかドライバーでフルスイングしたボールは左、つまり自分の背中の方向に向かって約20ヤードほど飛んで池。我々がどうやってそこに行くのだ?と考えていた瞬間、また「ポチャン」と同じところに水しぶきが…。そしてまたもう一発。結局3発同じところに同じように入ったのです。背中の後ろに向かってどうやって打つのです?つまりキャッチャーフライみたいにでもしなくちゃいけないわけです。そしてその次のホールでは前にやっとボールが飛びました。いわゆるチョロです。が、そのボールはなんとレディースティの標識(そこでは直径10センチ程度の丸いオブジェクト)にダイレクトで当たり、跳ね返って池に入ったのです。さすがにこれには同行者キャディ共に驚きを隠せませんでしたね…。それにしても、たぶんウッズにお願いしても出来ないでしょうね、最初の三連発は。


 チビッた???

 ゴルフは自分との戦いです。当然緊張感との戦いでもあるわけですが、その近況のあまり起きた事件を一つ。Mさんがゴルフを始めてやったときの話です。緊張と練習不足で初コースに挑んだMさんは、やはり自分自身を見失ってしまいながらのラウンドとなってしまいました。空振り、ダフリ、トップ…。あらゆるミスを連発してしまいます。そしてパットではどこに向いているのか、どのくらい打つのか、何もかも分からなくなってしまったのです。パットしようとしたときやはり固まってしまいました。その時私が見た光景、それまるでそそうをしたように水で濡れているMさんのズボンでした。ああ、緊張のあまり…と同情してしまいました、さすがに。が、実は大汗っかきのMさん、単にちょうどパンツ周辺の部分だけが異常に汗かいていたらしい…(自称)のです。ゴルフするときには汗をかいても恥ずかしくない格好をした方がいいと言うことですね。が、管理人はあれは汗ではないはず…と思っている次第であります。なんてね。