スクムヴィット
バンコク市内からパタヤ方面に向かう通り。実はカンボジアの国境まで続いている。市内に近い(ソイの数が小さい)地域は非常に外国人の率が高い。特に日本人はアソークからエカマイまであたりの非常に家賃の高い地域に密集している。この地域では日本のモノならなんでもそろうほど、日系の店が乱立している。この通りの北側と南側では北側の方が家賃が全然高い。それは雨期になると南側は雨の旅に水没してしまうからだそうだ。最近は排水が良くなって被害は減った。エカマイを過ぎるとかなりローカルになる。日本人がイメージするスクムヴィットはエカマイ周辺で終わると思って良い。


シーロム
タイで一番地価の高い所。が、道路が狭くいつも渋滞している。週末になると歩行者天国になってしまうので、車にとっては不便この上ない所。おしゃれな店も多数ある。この通りのソイに当たるのが、パッポンやタニヤ。昼はオフィス街、夜は歓楽街に変り、眠らない通りである。


ジェー
10月の中旬頃行われる中華系の行事で食べられる中華風精進料理。この時期町中で黄色い旗に「齋」と書かれたモノを見かけることになる。これがジェーの目印。これを食べて酒を飲まないで身体の中をきれいにするのが目的らしい。肉や卵、乳製品だけでなく、唐子、ニンニク、ネギなども使ってはいけないそうだ。肉に見立てた豆腐や麩などは逸品。しかし、当の中華系にとって、「出来たら(時間などがあれば)やる」と言った意味くらいでしか取ってない人も多いらしい。


ソイ
タイ語で「小道」を意味する。タノン(大通り)から脇に入っていく道は基本的にソイ。左側が奇数、右側が偶数。このソイにはちゃんと名前が付いているので、タイ人はみんなその名前で呼ぶ。そのため非常に分かりづらい。スクムヴィットだけは例外的にソイの名前ではなくソイ5とかソイ22とかで呼ばれる。おそらく外国人のためだと思われる。このソイはかなり計画性もなく作られていることが多いので、迷路のようである。おまけに行き止まりの方が多いので、ただ方角だけ合わせて行くと行き止まりが待っていることになるので注意。


ソンクラー
タイ南部の中心的な県であり、県庁所在地の存在する市の名前でもある。ただこの県で一番大きな街はハジャイ。みんなハジャイを県庁所在地だと思ってしまう…。ソンクラー市は海と湖に面した風光明媚なところで、人魚の像が名所。沖には油田があり、漁業も盛ん。そして実は教育都市として有名。タイの三大地方大学であるプリンスオブソンクラー大学があるのだ。